霜村商店

熊本県天草の最南端にある
⼈⼝約1万3千⼈の町、⽜深。
⽬の前を海に囲まれたこの場所から、
霜村商店は始まりました。

大正10年、創業者・霜村喜代松が夫婦２人で立ち上げたのがはじまりでした。
月日は経ち、3代目となった現在でも初代から受け継いだ秘伝のみりん醤油だれを使用し、
時代の流れに対応しながらも、一枚一枚まごころを込めた手作業で皆様に愛される商品を作り続けています。

関わる人に幸運をもたらす、
縁起の良いシンボル的な存在。

その昔、網元だった時代からおられる、えびす様。
当時、営んでいた貸家の一室に置いていたところ、その部屋を借りる人・借りる人に次々と
幸運が舞い込んできたそうです。それを知った先代が、もっと多くの人にも幸せが訪れるようにと
本店の隣に大社を構え、現在でも霜村商店のシンボルとして見守ってくださっています。

海の恵みに感謝し、
一枚一枚想いを込めて漬け込む—
機械作業では生まれない
美味しさがそこにはあります。

干物はシンプルだからこそ、大事になるのが魚の品質と味つけです。
地元で獲れる旬な魚を中心に、一枚一枚丁寧に下処理を行い、オリジナルブレンドのみりん醤油へ漬け込みます。
継ぎ足すのではなく、毎回新しいつけだれを使用することで雑味のない綺麗なみりん干しができあがります。
先代から受け継ぐ、すべての工程を自分たちの手で心を込めて行うことが、
昔も今も変わらず、美味しい干物を作るこだわりです。